カテゴリ:実家 > 相続について

父の逝去に伴い、相続手続きを行い、その時に知った法律のことや手続きのことを、しろうと目線であれこれ綴っています。



今回は、土地家屋の相続登記をするべく、法務局で実際に書類を提出した時のお話。

必要な書類を完璧に揃えたので、郵送でも良かったのだけど、人生で法務局に行くなんてそうあることじゃないしなあと、興味本位で足を運ぶことにしました。

事前に予約をしていたので、時間になると呼ばれて書類のチェックが始まります。

ザっと見て、ほぼ書類が揃っているのを認識した係員さん(60代くらいの男性)が、次に少し腰を落ち着けて、父の『生まれてから亡くなるまでの切れ目のない戸籍謄本』をチェックし始め、そして驚くべき発言をするのです。





「お父さんは養子に行ったんですね」






へっ???Σ(゚д゚;)





今何と?????




・・・よおし??? 父が???





ええーっ?!?!?!?!




(((( ;゚д゚)))




そのおじさん係員が何気なく放ったひとことは、私の人生における数少ない衝撃的瞬間でした。

だってだって、

父方の親戚は、盆や正月になると皆で集まってワイワイガヤガヤと賑やかで、そんな複雑な家族関係があるなんて、思いもよらないことだったから。



一瞬、頭が真っ白になるという、初めての経験をしました。





するとおじさんが今度は

「あー、なるほどなるほど。お父さん、すぐ養子縁組解消してますね。」



「うんうん♪ なるほど~」とぶつぶつ言いながら。父の『生まれてから亡くなるまでの切れ目のない戸籍謄本』を鼻眼鏡で読み進むおじさん。



私、頭がついていきません。




どこからどう見ても、まじめに律義に誠実に生きてきた父。周りの親戚も離婚など聞いたこともなく、健全な親類縁者達と信じ切ってました。そんな父の『生まれてから亡くなるまでの切れ目のない戸籍謄本』をチェックしたところで、問題なんてあるはずないと、1ミクロンも疑ってませんでした。

私自身で取り寄せた戸籍謄本ですから、事前にパラパラと目を通してはいましたが、古い部分は全て手書きになっているため、細かい上に読解が難しく、問題は無いと確信していたので真剣に読むこともせず、気楽にそのまま法務局に提出したのです。



それが、養子縁組して、すぐまた養子縁組解消しているというのですよ。

なにそれっ?! どゆことっ?!



そういうのって、歌舞伎役者とか、すごい資産家とか、そういう家でしか起こらないものじゃないの?????




もう相続の話より、そっちに気持ちがいってしまって、法務局でパニクってしまった私。


「・・・あのー、養子ってどういうことですか???」

恐る恐るおじさんに聞いてみると、

「戦前の話ですからね、御親戚のところに養子に出たようですが、すぐにご両親の元に戻ってます。お父さんご自身もご存じないかもしれませんね~」

なんでもないことのように話すおじさん。




父自身も知らなかったであろう話・・・ということは、父が知らなくてもどうでもよかった程度の話ってことのハズ・・・戦前のことだし。

父は次男なので、男の子がいない親戚に一度養子に出て、そしてやっぱり戻ったということかしら???戦前だから・・・それなら歌舞伎役者の家じゃなくても、資産家じゃなくても、あり得る話かも。



ペットボトルで持参したお茶を一気に飲み干したりして。

ようやく気持ちが落ち着いてきました。




『養子』なんて思いがけないワードを、思いがけない場所で聞いたら、頭に歌舞伎役者が浮かんで、我が家にも何か良からぬことがあったのかと、パニクってしまったw

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いやー、もうもう、ほんとに焦りましたw


法務局のおじさんは、戸籍謄本に書いてあることを言っているだけだから、帰ったら自分でよく調べて読解しようと思いました。

つづく


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さすがに養子のトラコミュは無かったので、
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「養子」で、米沢藩初代藩主。直江兼続の主君。
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父の逝去に伴い、相続などの事務手続きを全て自分で行いました。
その際に知り得たこと、学んだことで興味深かった事柄を幾つかまとめています。

相続の際、銀行でも証券でも法務局でも、必ず必要になるのが【被相続人(=亡くなった方)の生まれてから亡くなるまでの切れ目のない戸籍謄本】です。

これは離婚や養子縁組等の有無を確認して、相続人を確定するためのものなのでとても重要です。

でもなぜ、単純に【戸籍謄本】ではダメなのか。

出生や死亡、婚姻や離婚があると、それぞれ出生届、死亡届、婚姻届、離婚届を役所に提出することで、戸籍に新たな情報が加えられます。だから【戸籍謄本】を見れば、そうした情報が全て分かると思っていました。

ところが、法改正によっても、戸籍は書き換えられていたんです。これがクセモノ。

法改正による戸籍簿の様式の変化(横書きにする、コンピュータ化するなど)があると、役所はその新しい様式に戸籍を書き換え(=改製)なければなりません。しかし、以前の戸籍の内容をそっくりそのまま転記するわけではないのです。

最も直近の法改正による様式の変化は平成6年だそうで、現在見慣れた横書きのものに変わりました。

改製前(新しい様式に書き換える前)に死亡や結婚などがあった記載や、離婚や養子縁組、認知などに関する事項は、改製された後の戸籍に載りません。

つまり、改製前に離婚していると、その時は離婚届の提出によって戸籍にバツ印がつくわけですが、改製後の戸籍にはその記載はなくなり、バツ印は消えているというわけです。

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戸籍謄本/抄本を見れば、その人の婚姻や離婚の履歴は全て確実にわかるとばかり思っていたので、この事実を知った時は本当にびっくりしました。

でもご安心を。バツ印がついた古い戸籍も、ちゃんと役所に保管されてます。この改製前の古い戸籍を【改製原戸籍】と言います。

そうそう、バツ印というのは、手書き時代の作業なので、平成の法改正でコンピュータ化に伴う横書きスタイルに変わり、バツ印記載は消え、「除籍(異動事由:離婚・・・)」と記載されるようになりました。

だから、相続人を確定するためには、現在の戸籍謄本だけでなく、その前の改製原戸籍、さらにその前の改製原戸籍・・・・という風に遡っていかないと、正確な家系図がわからないということです。

それから、直近の法改正は平成6年だそうですが、実際に改製(新しい様式に書き換えること)するのは、何年もあとのことです。しかもその時期は自治体によってかなりズレがあり、中にはまだ改製されてない自治体もあるそうです。

例えば平成20年4月から戸籍謄本の様式が変わったという自治体の場合は、それ以前に離婚していると、その情報は新しい戸籍には載りません。離婚のことも記載された証明書が欲しい場合は、改製原戸籍を請求することになります。

実際に離婚の事実が消えることはありませんが、離婚の時期によってはいつの間にか、まるでなかったことのように見えてしまうということ。なんとなくミステリーを感じてしまい、このからくりをうまく利用して、アガサ・クリスティーか山村美紗ばりのサスペンス小説が書けるかも?! 
文才ないから無理だな~ いろいろと読み辛い文章でほんとすみません。゜(´Д`)゜。


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父の逝去にともない、後々のことを考えて、私が実家の土地家屋を相続しました。

と言っても名義が父から私に代わっただけで、母がこれまで通り住んでます。
認知症の母が、この家で最期を迎えるのは難しいですが、出来るだけ長く、父との思い出の家に住んで欲しいと思っています。

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;

相続登記の方法は、まずは法務局のHPで自分に該当するページをチェックすると良いでしょう。

【不動産の所有者が亡くなった】場合、遺言書の有無や数次相続かどうか等で、必要な書類や手続きが変わってきます。

法務局のHPの見方ですが、自分に該当する箇所をクリックすると、それぞれのパターンについて

  様式 (一太郎 Word PDF)
  記載例(一太郎 Word PDF)

このようになっていて、さらにクリックして詳細を見ることが出来るようになっています。

『様式』は、テンプレートとして利用できるものなので、最初にご覧になる場合は、『記載例』のPDFをお勧めします。一太郎は持っていないのでわかりませんが、Word文書を開く場合はダウンロード必須なので、とりあえず読んでみたい場合はPDFファイルが良いかと。

必要な書類は、戸籍関係のものが多いですが、これは被相続人(亡くなった人)との関係性を証明するためや、隠し子などがいないかどうかを確認するためのものです。謄本と抄本の違いを把握した上で、何のために必要なのか理解していくと、自ずと必要なものがわかってきます。


相続関係説明図

言葉だけだとすごーく難しい感じがしますが、要するにこれです↓zu-001
  法務局HPの記載例PDFを印刷したものからの抜粋です。

どこかの歌舞伎役者さんのように隠し子がいたり、どこかの富豪の様に認知している子が何人もなんてことが無い限り、多くは上のようなシンプルな図になると思います。

そして、この図を作っておけば、登記のために提出する戸籍謄本や抄本等は、登記手続きが終了すると自分の元に戻ってきます。

逆に作らなくても、謄本等が戻ってこないだけで困ることはありませんが、戻ってくれば他に利用することも可能です。利用するかどうかは別にしても、こんな簡単な相続関係図を一枚書き添えるだけで(手書きでもOK!)、他の書類が戻るのです。書かない手はないと思います。

原本還付の手続き



このように、手続きが終了したら書類を自分の元に戻してもらうことを、【原本還付】の手続きと言います。

戸籍関係の書類は、『相続関係説明図』を添付すれば原本還付されます。
これは法務局の記載例のページにも、さらりと書かれてますが、実は他の書類もコピーを取っておけば、手元に戻ります。

他の書類とは、印鑑証明書や遺産分割協議書、住民票などのことです。

要するに、法務局に提出する沢山の書類の中で、『登記申請書』以外の書類は、登記が終われば戻ってくるように思います。自分で法務局に取りに行ってもいいけれど、郵送にも対応してくれています。

原本還付については、相続登記の本筋ではないからか、特に説明してないサイトも多いようです。また説明しているサイトは、逆に説明が多くて、「原本と相違ありません」と書いて署名捺印して契印(割印)があればどうたらこうたら・・・・等々、かえって難しそうな気がしてしまいます。 ←だから、プロにお任せあれ!という話の流れなのかも

でも、書類を手元に戻し(=原本還付)たかったら、とりあえず相続関係説明図とコピーを取っておけばOK。

というのは、「原本還付したい。そのための説明図とコピーは取ってきました。」と言えば、法務局で担当してくれる方が、必要なことを指示してくれるからです。

実際に法務局で書類を提出するときは、事前に訪問日時を予約して、担当者とマンツーマンで書類をチェックしていきます。その時に細かいことは対応すれば良いと思いました。

原本還付は、いらないと思う方には全く意味のない不要な手続きだと思います。

私にとっては初めての、もしかすると二度とないかもしれない相続手続きなので、手元に戻せるものは全て戻したいと思いました。

ここを読んで下さった方が、いつか必要になった時、そういえばどこかのブログであんな話もあったな・・・と、頭の片隅の奥の方にでも留めて置いて頂けたら嬉しいです。


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実家の土地と建物を、父の逝去に伴い、名義を私に変更しました。

この相続による名義変更の手続きは、集める書類の煩雑さから、プロに依頼する人が多いようです。

相場は幾ら位なんだろう?と思いながら、ググる前に何かと知識のある夫に相談したら、

「時間あるんだし、調べればrurucoでも出来るよ。」と思いがけない返事。

え、そういうもの?

私でも手続きるの???

プロに頼むものなんじゃ???

初めて経験する『相続』に、頭の中ははてなマークだらけでしたが、何かと私に厳しい夫がそう言うからには間違いないだろうと、それなら調べてみようと思ったわけです。




慣れない手続きや書類集め、お金を払って専門家に任せた方が、間違いないし楽だー!と思う方が多いのは当然です。

なのに夫が”私でも出来る”と言ったのは、私にはあれこれ調べる”時間があるから” (*´Д`*)

そして実際やり終えての感想は、『手間はかかるけど、難しくなかった』です。

それに、こんな機会はもう二度とないだろうし、良い勉強になりました。

これは素直に夫に感謝です。

個人の場合、必要な書類を不備なく集めることが出来れば、もう相続登記の半分以上が終わったようなもの。あ、個人と言っても、資産家はまた別でしょうから、そういう方はスルーして下さいませ。



それは謄本か抄本か・・・

あれこれと調べ始めたある日の夫との会話

「登記申請に必要な ”不動産を取得する者の戸籍謄本” だって。これって私の謄本ってことよね♪」

「えっ、何で謄本なの?」

「え????? 何でって、何で???」

「何でそこで謄本がいるの?抄本でいいんじゃない?わかってる?謄本と抄本の違い???」

「だって、司法書士のHP見ると大体そう書いてあったから・・・・・ごにょごにょ

実際、司法書士のHPは幾つかチェックしましたが、大抵『謄本』と記載されていて『抄本』と書かれたものは見なかったように思うのです。

「おかしいな、どう考えてもその流れで必要なのは抄本で十分な筈だよ。ネットなんかじゃなくて、ちゃんと法務局で確認取りなよ。」

「ていうかさ、その前に自分で謄本と抄本の違いわかってる?他人のHP鵜呑みにするんじゃなくてさ。もしかしてわかってないんじゃないの?」

ひー (; ̄Д ̄) うちの夫は妻に厳しい・・・

おっしゃる通り、よくわかっておりませんΣ(´д`;)はふはふ

でもお、戸籍なんてパスポートの更新時くらいしか使わないんだから、わからないのが普通じゃない?(・ε・)ムー

うちの夫、結構出来がよろしいのでこういう時は本当に頼りになりますが、言い方がストレートできついので、ぐさぐさと心に突き刺さります。何度指摘しても本人にあまり自覚がないようで、出来が良いのも善し悪しだなあと思う次第。


さてさて、先に結論を書くと、夫の言う通りでした。

ここで本当に必要なのは、不動産を取得する者の戸籍抄本です。

東京法務局に電話確認したところ、

「おっしゃる通り、戸籍抄本で間違いありません。」と明確に回答を得て、実際に提出も済ませたので間違いありません。

でも、実は謄本でも間違いではありません。

どうやら謄本と抄本を混同したり、違いを把握していない人が多く、そこを逐一説明するのは面倒臭いのでよりも、とりあえず全て『謄本』としておけば全て網羅していて間違いがないので、そう説明する場合が多いようです。


謄本と抄本、その違い


『謄本』も『抄本』も原本の写しであることは同じですが、

『謄本』は原本を全て丸ごと書き写したもので、

『抄本』は一部を書き写したものです。

よって、戸籍謄本と戸籍抄本(登記簿謄本と登記簿抄本などもあります)の違いは、全部か一部の違いと言うことで、戸籍謄本には世帯全員の情報が載っているのに対し、戸籍抄本は一人だけの情報しか掲載されません。

そうすると、例えばパスポートの申請時に必要なのは、その申請者の情報だけがわかればいいので、戸籍抄本だとわかります。(家族の複数人が申請するときは謄本の方が一枚で済むので料金も安く済む)

逆に申請者側としては、謄本だと余計な情報(自分以外の家族の戸籍情報)まで提出することになります。

こういうことを理解すると、やっと夫の発言の意図がわかりました。

要するに、

妻が、自分の実家の不動産を相続する事務処理に、夫の名前は不要じゃないか?ということ。

もっと言えば、抄本(私の情報だけ)で済むところを、謄本(私&夫の情報)出して、夫の情報まで晒す必要はないじゃないか、と言いたかったんだと。

気にされない方にとっては何ら問題ない話かと思いますが、個人情報の扱いに敏感な方は神経質になるところのようです。

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;

しろうとにとって、耳慣れない書類を集めるのは容易ではありませんでしたが、『なぜそれが必要なのか、なんのために必要なのか』書類の意味を理解すれば、作業は格段に楽になります。 

何度か法務局に電話相談した際、ある担当者に言われて一番心に響いた言葉↑です。

ちなみに現在では、謄本・抄本というのは旧式の呼び方のようで、

戸籍謄本は戸籍全部事項証明書

戸籍抄本は戸籍個人事項証明書

と言う風に、分かりやすく変更されています。


ビンゴのトラコミュ発見。意外と参考になります。
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実家の土地家屋を、父の逝去後、私の名義に変更するために、
法務局で『相続による所有権の移転登記』をしました。

『相続による』と一言で言っても、遺言書がある場合とない場合があります。

無い場合は、民法通りの分配(配偶者が1/2 子供は人数で残りの1/2を等分がよく聞くパターン)か、そうでなければ遺産分割協議で取り分を決める。

前記事にも書きましたが、銀行預金や現金以外をきっちり分配するのは不可能なので、遺言書が無ければ相続人みんなで話し合う遺産分割協議は自然の流れだと思います。それを書面にした『遺産分割協議書』を添付して、移転登記や名義変更を行うわけです。

『遺産分割協議』と言うと、TVやネットでは揉める話ばかり目にしますが、そうでない場合も結構あると思います。揉めない場合、話としてつまらないから目立たず、取り上げられないだけで。



終活ブームの鉄板アイテム?!自筆遺言書について

ところで、最近流行り?の自筆遺言書。

遺言書と言うと、お金持ちだけの話だと思っていたら、誰でも自分で作れるとあって、終活ブームを支える大きなアイテムの一つになってる気がします。

とにかく簡単に、遺言書を作ることが出来る。

とくれば、誰もがレッツ自筆遺言書♪ となっても不思議じゃない。

でも・・・ここに忘れてはいけない大きな落とし穴があります。

それは、自筆の遺言書は、家庭裁判所の検認を受けなければ金融機関や法務局、税務署などの全ての機関で受け付けてくれない、ということ。

受け付けてもらうためには、家庭裁判所で検認を受けるしかありませんが、これが結構面倒。。。

まず、

  ・被相続人(亡くなった方)の一連の戸籍と、法定相続人全員の戸籍を揃えて家庭裁判所に検認の申し立てを行い

  ・1~2か月後に、家庭裁判所から相続人全員に、遺言書検認日の案内が通知され

  ・検認日に遺言書を持参して、検認手続きを取る。

本当にざっとですが、こんな流れになります。

しかも、検認というのは、”確かに遺言書があることを明確にし、偽造や変造を防ぐ”ための手続きであって、その遺言書が有効かどうかを判断するものではないそうです。

ちなみに『自筆』とは本当に自分で書いたことを意味するので、パソコン作成の遺言書は無効だそうです。時代に見合ってない気もしますが・・・

また日付のないものや、明確でないもの(土地家屋の住所は登記簿表示ではっきり示す)など、細かい部分で不備があると問題ありです。

今どき手書きの書類を作るのって大変です。せっかくそうやって作っても、不備があって無効になったら何にもならない。

だから、自分亡き後、間違いなく効力を発揮する遺言書を作りたければ、私は公証人立会いの下で作る公正証書遺言書にすべきだと思います。
費用はかかりますが、大した金額ではありません。



公正証書遺言書と自筆遺言書


公正証書遺言は、作る時に公証人を立てて不備なく作っているので、遺族は面倒な検認の作業も不要だし、その遺言書は間違いなく有効です。

遺言書を作る側としては、公証役場でお金を払って作るほど財産があるわけじゃないけど、タダで自分の気持ちを遺言出来るなら作ってみようか・・・という気軽なパターンも多いのでは?

実は、自筆遺言書は作成時に費用がかからないだけで、本当に実行するには、遺族が費用をかけなければいけません。

つまり検認のための費用で、1通800円それと連絡用の郵便切手代です。
これだけなら、千円程度ですが、検認申請するための書類の費用もかかります。
相続人の戸籍謄本は1通450円(×人数分)。

そして問題は被相続人(亡くなった人)の生まれてから亡くなるまでの切れ目のない戸籍謄本(除籍謄本・改製原戸籍謄本)です。ちなみに私の父の場合は4千円程度ですみましたが、人によってはもっとだいぶ多くなるようです。

『生まれてから亡くなるまでの切れ目のない戸籍』とは、亡くなった方の相続人の人数等を確認するために絶対に必要な書類(隠し子がいないか等)なので、自筆遺言書の検認に限らず、不動産の相続登記や、預貯金の名義変更時などにも求められます。

逆に言えば、公正証書遺言書には必要がないというだけで、その遺言書の中身を実行するには、やはり必要な書類です。

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;

今回は、私が遺産分割協議で行った相続登記のことをまとめようと書き始めたにも関わらず、思わず脱線です。

私自身は、出来れば公正証書遺言書を作りたいと思っていますが、それは単に私の考えに過ぎません。

遺族間で揉めることが想定される場合は、どちらにしろ遺言書はあった方が良いでしょうし、それに毎年書き改めるような場合は、自筆の方が都合が良いことも多いでしょう。何より法律に則って不備の無い自筆遺言書を作成していれば、何ら問題はありません(検認は必須)。

人によって、家族によって、考え方や良い方法は様々ですので、ご参考程度になれば幸いです。


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