カテゴリ:実家 > 認知症

お盆前に母のところへ行ってきました。
わずか1泊ですが、喜んでくれたので良かったです。

今回しみじみ感じたのは、母が機嫌を損ねないように、優しく優しく接してあげられるのは、ごくたまにだからということ。

これは母が認知症ということとは別次元で、たまに会う親、義両親などにあてはまることのように思います。


同居30年のいとこの嫁

母の姉の長男(私のいとこ)夫婦は、結婚当初からずっと同居してますが、そのお嫁さん(以下Kちゃん)のことを、伯母や母から良い話を聞いたことがありませんでした。でも、実際会うと悪い人じゃないし、なんというか伯母や母の言い分に理不尽さを感じることもあったので、一方的にKちゃんが悪いとはとても思えないでいました。

しかも伯母の家、長男夫婦と同居するつもりで建てたと聞いていたから、当然二世帯住宅だと思っていたら、普通の一軒家でびっくり。つまり玄関もキッチンも、トイレもバスも一緒だということ。どんだけ顔合わせまくりなの?! 

Kちゃんは長年パートをしていて毎日4時頃帰宅するそうですが、もうその子供たちも巣立って、経済的には余裕があるハズなのにパートして毎日外に出ている!と伯母や母は憤慨するけど、その位の息抜きいいじゃない!と思う私です。

そんな状況で、遠方に住む弟夫婦が遊びにくると、弟は優しくてそのお嫁さんもとても感じが良いと褒めまくる伯母の話をうんうんと聞く母。母の話をふ~んと聞く私。

「たまにだから優しく出来るんだよ、ずっと一緒じゃそんなの無理だって。」

そう私が言うと、不機嫌そうに「何もわかってないのね」と不満げな母。私も一緒にKちゃんはひどい!と言えば気が済むようですが、思ってないのに悪口みたいなことは言えないし、言いたくない。

弟(これまた私のいとこ)は社交的で明るく朗らか、そのお嫁さんも穏やかで感じが良いのは事実。かたやKちゃんの夫の長男は、まじめだけど社交的な弟に比べると損をしがちなタイプなのは否めず、しかもその嫁Kちゃんはチャキチャキしてて、何でもソツなくパパッと出来てしまって、愛想がない(なくはないけど、あるというタイプじゃない)。

だから、比較されるとどうしても損するのは長男夫婦。でも、毎日一緒に暮らして、伯母夫婦の介護的ことを一気に引き受けている長男夫婦が、感じが悪いだの、冷たいだの、あれやってくれないこれやってくれないと言われる一方で、たまに遊びにきて、楽しく優しく接するだけですぐに帰る弟夫婦ばかり褒める伯母や母を、なんだかなあと思うわけです。

次男夫婦も、良い人たちだから私も好きですが、そりゃたまになんだから優しく出来るよな、と常々思っておりまして、それが最近、自分のことに置き換えて身に染みて思うようになりました。



”たまに”だから優しく出来る、”たまに”じゃなきゃ優しく出来ない


最近やっと、毎日のデイサービスのルーティーンに母が慣れたことで、頻繁だった電話やメールもなくなり、また父の逝去から、実家へ行くたびに済ませなければならなかった諸手続きがひと段落したことで、私が”しなければならないこと”はぐっと減り、短い訪問で済むようになりました。

そうすると、優しく出来るんです。
何度も繰り返される話にイライラしても、明日は帰れると思えば、うんうん♪と聞けるもんです。

父の墓参りに行って、夜はチラシ寿司、翌日は朝から鍋焼きうどん、昼は外でかつ丼、家に帰ってケーキを平らげ、母はご機嫌です。
(母はずっと痩せ型で小食ですが、認知症になって、かえって何でもよく食べるようになりました。)

こんなのは、日常じゃない。だからこそ楽しい。

そういうことを理解しない母は「娘と一緒にいるのが一番いい♪」と喜んでます。

私が帰る時間になると、「楽しい時間はすぐに過ぎちゃう」と寂しそうです。

でも、やっぱり短い時間でも私がイライラする場面はあって、”もうすぐで帰る” ことをモチベーションに我慢して笑って過ごしました。

母は娘に対しては昔から我が儘な人なので、そんな母に対応するのが面倒でうんざりで、ストレスでおかしくなるから、それを回避すべくさっさと退散するのです。

ほんと、たまの、短い時間だから笑顔で優しく、あちこち連れ歩いたり美味しいものを食べたり出来るんです。非日常だから。

認知症の母を置いて、退散出来る環境を整えることが出来たのは幸いでした。

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それにしてもやはり、認知症を理由に介護認定を受けた場合、その時点で強制的に運転免許返納すべきだと思いますが、どうでしょう?75歳以上は免許更新時に認知機能検査が行われますが、それ未満だと母のような危険因子が、するっと更新出来てしまいます。

もしかして介護認定と、運転免許管轄の役所が違うとか、そういう問題も絡んでるとか?いずれにしても、一番大事なことが後回しになっているような。。。


とにかく、現実はアルツハイマー型認知症で要介護2の介護認定を受けた母も、運転免許は有効で、つまり運転出来ちゃいます。

そんな母の運転を、なんとかして早く止めさせたいと、頭をひねっていたちょうどその時、タイミングよく車検の時期がやってきました。

それで、この機を利用しない手はない!と、整備工場のTさんに相談すると、

「車検で車を引き取って、不備が見つかりもう危険だから乗ってはダメ、ということで、そのまま返さずに廃車にするのはどうです?」とTさん。

強引だけど確実な、Tさんのこのプランに丸ごと乗っかることにしました。

ここまでが前記事までにまとめた出来事 
詳しくはこちらで → 免許返納大作戦 Part1 

作戦会議の翌日、母が車検以来の電話をかける

その作戦会議のまさに翌日、母がTさんへ車検依頼の電話をしたと、連絡を受けました。(母は独居で私は実家から車で数時間の距離に暮らしてます)

昨日の今日でもう?! 

あまりのタイミングの良さにびっくりすると同時に、車検の通知が来て、それを見た母がちゃんと理解して整備工場に電話をしていること、それなのに明日以降車は戻ってこないことを母が知るハズもないこと、そんなことをあれこれ思うと、複雑な気持ちでした。

「明日の午前中に、取りに伺うとお約束しました」とTさん。

え、、、もう、あ、明日ですか?  (作戦会議したばかりで早過ぎない?急過ぎない??)
はじめの威勢の良さはどこへやら、思った以上の展開の早さに、若干動揺する私。

「それからですね。」ここでTさんからのお願い事。

車検をしてそのまま車を返さないなんて、通常はあり得ないことで、あってはならないこと。もし、母がこんなことになっておかしいと、周りに騒ぎ立てたりすると、事情を知らない人は、それは整備工場が悪いと思ってしまう、説明すればわかるとしても、それでは困る。だから、母が連絡しそうな人達には、よく説明して、根回ししておいて欲しいと。

おっしゃることは全て至極もっともです。ハイ、それはお任せください。Tさんにご迷惑はかけません。

こんな会話をしているうちに、いつの間にか動揺はおさまっていました。

「じゃあ、明日はプラン通りでいいですね。」

ハイ、よろしくお願いします。



車検当日、Tさん芝居に入る

その翌日、車検当日、Tさんより電話。

これから母の家に向かう旨の報告を受け、私が了解すると、Tさんは張りのある大きな声で、

「これから芝居に入ります。それでは行ってきます。」

し、芝居?!
Tさん、もしかしてこういうこと慣れてる?
なんかすごいわ~ 拍手して送り出したい気分(。・ω・)ノ゙

・・・ちなみに、Tさんと私、面識はありません。
多分Tさんは私よりひと回りは目上の方かと思われます。

☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;☆;+;。・゚・。;+;

その日の午後、母との会話(電話)

「車検に出したけど、代わりの車(代車)は要らないって言ったの。いつもの車しか運転したくないから、他の車持ってこられても困るでしょ。」

そっかそっか、そうなんだね~ 適当に相槌を打つ私w

「早く持ってきてもらわないと困る。私も忙しいから、行かなきゃいけないところがあってね・・・」

そっかそっか・・・・・

母、廃車を意外とあっさり受け入れる


それから数日後、

「あの車がね、もうダメだって!」と母。

「このところ調子が悪いと思ってたのよ。ほら何度も見てもらってるって話したじゃない?大事に乗っていたけど、もうダメだって。」

見てもらってるというのは、車の調子がなぜかおかしいとTさんを何度も呼び出した件。認知症による母の勘違いで、車はずっと無問題。

「えー、そうなの?!」   最後まで何も知らないフリ

「そうなのよ。Tさんがね、もうこの車は壊れてるから、このまま運転したら危険だって。」

「Tさんが言うんじゃ、残念だけどしょうがないね。」

「うん Tさんがね、あの車は壊れてて危険だって・・・・・」

現実の母の話は同じ話をループするする、またその話状態w
強制的に私が先を促して何とか話を進めます。

「だけどね、そろそろ止めてもいいなと思ってたのよ。」

「へえー そうなんだ。それならちょうど良かったね。」 

「ほんとにね、ちょうど思ってたところだったから。ちょと不便だけど、それもいいかなって。」

母の友人達に根回しして、母に免許返納を促す言葉をお願いしていたのが、功を奏したと思う!本人が納得してくれるのが一番です。無理やり返却させて変に意固地にさせると、後々にも響くと思ったし・・・

あー、色々やってきたことが報われた感で嬉しい♪母が無事故のまま運転を終えられたことにも感謝。そして、母がショックを受けている様子も特にないことに、ほっとしました。


でも、こっちが拍子抜けするほど、あまりにあっさり納得しているので、不気味なほどではありますが、とりあえず、良い。






後日、車を買おうかな♪と真顔で言い出す母に驚愕(゚∇゚ ;)エッ!?


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とにかく、Tさんに感謝!

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車がメインの移動手段の地方に住む、独居の認知症の母に、運転をやめさせなければならない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

買い物がどうとか、食べるものがとか、友達と会えないだの、墓参りに行けないだの、タクシーは高いだの・・・・・その不便さは想像に難くないけれど、毎日のように高齢者の事故を耳にする今、母を野放しには出来ない。

運転を止めさせたら、一気に行動範囲が狭まって、独りで出来ないことが増えて、認知症が進むに違いない。。。←母の担当医は、こういうことを懸念したに違いないけど、それと人の命を天秤にかけたらどっちが大事かなんて、普通は誰だってわかる。なのにあの担当医ときたら・・・( ̄‥ ̄)=3 フン 

この詳しい経緯に興味のある方はこちらでどうぞ →認知症患者に運転させるなんてあり得ない 

母の友人らに免許返納話を振ってもらう

まず私がしたのは、母の親しい友達の電話番号を実家でこっそり調べて、東京に戻ってから電話をかけることでした。(私が実家にいると、母がずーっとくっついてきて一人になれないので、単純な調べものをするのもひと苦労。電話帳を探すところから始まって、幾つかある電話帳の中から、母と親しい思われる人の名前を探し、その番号をこっそり書き留める)

近所の方も含めると10人近く。母と何かの折に会話をする時に、免許返納の話題を振ってほしいとお願いしました。

母と同年代の方々と話してみて、改めて母は認知症なんだと実感。母との会話は母の理解に合わせてとてもゆっくりで、それが当たり前になっていましたが、母の友人らは70代でも普通のテンポで会話が成立するんです。70代でも本当はこれが普通なんだと、ちょっとショックでもありました。。。。

母関連であちこち電話をかけまくっていたある日、様子伺いの電話をかけると、

「そろそろね、車もやめた方がいいかもしれない」

母がしたり顔でこう言うんです。
電話なので正確にはしたり顔っぽい声ですがw

早速効果が出てるとニンマリ。

でも、母の話をよくよく聞くと、それは何年か先の話だそうで、やっぱりまだまだ運転する気マンマンです。



整備工場の方を何度も呼び出していた母

この頃になると、「車の調子がおかしい」と、母は整備工場のTさんを何度か呼び出すようになりました。その整備工場とは先代の時からの付き合いで、特に先代と父が釣り仲間だったので、車の整備や車検だけでなく、長年親しくおつきあいさせて頂いていました。

そんなわけで、母にとっては”車のことはTさん”という認識があって、当然のように呼び出していたようです。

母からTさんに来たもらった♪という話を聞くたびに、わざわざ来て頂いて申し訳ないと電話を入れました。すると「いえいえとんでもない」と朗らかに言って下さる一方で、母には運転をやめさせた方がいいとおっしゃるTさん。

というのも、Tさんは自動車学校の経営にも携わっておられ、高齢者の危険運転を間近に見ることも多いのだとか。そんなTさんの目から見て、母は一刻も早く運転をやめた方がいい人の部類だと言う。

「ブレーキはどっちだっけ?」とあっけらかんと聞いて来たり
行き先の話をしても、場所を説明出来なかったり、
おかしな兆候は私が知る以外にも多々あったそうで・・・(((( ;゚д゚)))

Tさんや親戚とも相談して、鍵を隠す なんて案も試しました。
でも、なぜかそういうのに限っていつの間にか見つけてしまい、何食わぬ顔で運転しちゃうんでダメなんですね。

親戚が車を借りて、そのまま返さないでいる、という案もありました。
でも、じゃあそれを誰がやるのか。結局誰もそんなことしたがらない。

母に直接「認知症で危険だから運転しちゃダメ。事故起こしたら責任取れないから!」と事実をはっきり言って、強制的に返却すればすむ話じゃないか・・・そう言った人もいたけれど、この人は全然わかってない。そんなことが出来るなら、介護も誰も悩まない。

ネット検索すると、”どうやって運転を諦めさせるか”という話題がゴロゴロ。みんな大変なんだな~と、親近感やら自分だけじゃないという安堵感やらでホッとする。

タイミングよく車検の時期到来。この機会を利用すべし

ところがそれからすぐ、車検の時期がやってきました。この機会を利用しない手はない!そう思って、整備工場のTさんに連絡。

すると、Tさんが

「車検で車を引き取って、不備が見つかりもう危険だから乗ってはダメ、ということで、そのまま返さずに廃車にするのはどうです?」 と提案してきた。


なかなか強気かつ強引なプラン。

つまりそれだけTさんが、母の運転が危険だと思ってる証。

でも・・・そのまま廃車にしちゃうのか(´・ω・`)

母の車は中古の軽なので、惜しい車ではないけれど、廃車かあ 父のセダンはとっくに無いし、実家に車がなくなるのかあ、うーんうーん

「そこに車があれば当然運転したがるし、免許を返納したことを忘れて動かす可能性だってありますよ。」

娘の私が、あちこち気持ちがぶれてしまうのに対し、
第三者として、あくまで冷静に、しかもはっきり言ってくれるTさん。
会話の中で、それまでとは違う躊躇のようなものを感じ取ったのだろう。

「娘さんがOKされなければ、私は何もしませんからご安心ください」

ぐだぐだ言ってすみません。わかりました。Tさんにお任せするのが一番良さそうです。

こうして車検→廃車のプランが決まりました。
ただし、母が騒ぎ出して、万一なだめられなければ、一度車を返却することもあり得る、というオプション付き。

この二日後、いよいよその日を迎えることになります。


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いきなり要介護2と認定された母。

母はそんなに(頭が)悪いのかと、いつまでも嘆いているわけにもいかず、いよいよ介護プランを考えなければならなくなったけれど、何よりまずは、運転をやめさせなければならない。

移動は車が基本の土地柄で、無事故無違反のゴールド免許、おまけに30年位前、知り合いの警察官に運転がうまいと褒められたのが、未だに物凄い自信になっているからタチが悪い。その褒められ話、聞かされたのは何十回じゃきかないな(´・ω・`)

70~74歳の高齢者講習では、認知機能検査は行われない


運転免許の更新時、75歳以上であれば、高齢者講習に加えて認知機能検査が行われますが、その前段階の70~74歳だと、高齢者講習(動体視力や夜間視力のチェック、座学、運転実技)のみです。

認知症と診断される1-2年前にこの高齢者講習を受けた母。
視力は問題ないし、短時間の会話も問題無し、運転もそつなくこなし、なんなく講習をパスしていました。

もしこの時点で認知症検査を受けていたら、多分問題ありで、強制的に免許返納出来ただろうに、世間的に75未満では認知機能に問題を抱える人は少ないという認識なのかしら???

いずれにしても、次の更新時には75歳を過ぎているので、間違いなく更新出来ないのはわかっていますが、それまでの間、野放しに運転させるなんて怖くて出来ません。

というのも、母の友人らにこっそり連絡を取ってみると、既に母が何度も道に迷っていることがわかりました。やはりそういう兆候は随所にあったんですね。

移動手段は車の土地柄だし、運転に自信を持っていて、常日頃から運転が好きだから♪と話す何かとプライドの高い母に、免許を返納させるのは、本当に至難の業でした。


かかりつけ医に免許返納の口添えを依頼するも・・・

プライドの高い母に、最も効果的に諭すことが出来るのは医者だ!とピンときた私は、かかりつけの先生(認知症の専門医)に、先生から母に返納を促すよう言って欲しいとお願いしました。口頭でかくかくしかじかとお願いする時間を割けないので(私が遠方だからでなくて先生が忙しいから)お願いしたい内容を手紙にして看護師さんに渡しておきました。

*母が受診の際は、必ず私か妹が同席します。

診察の間、先生は母のどうでもいい話をうんうんと聞きながら、「それはいいねえ」などと適当に相槌を打って、様子を見ています。そして、

「運転はどう?」といきなり先生。

きたっ! 

運転はこう見えて得意なんです。まあ得意というか、警察の知り合いに上手いと褒められましてね・・・・・・と、いつもの話を嬉し気に話し出す母。

それをうんうんと聞く先生。



(「そろそろ運転はねえ・・・」とかなんとか言ってくれるんだわ♪ とちょっとワクワクしながら待つ私)



しばらくうんうん聞いてる先生。



じっと待つ私。



この流れで、母も返納に前向きになってくれるに違いない♪



ワクワク




そして、、、診察終了。



えーーーーーーー???(゚∇゚ ;)エッ!?

なんで?

何も言ってくれない。

なぜ?



うーん


面倒事は家族間でやってくれということか。。。ま、そういうことなら仕方ない。先生もそこまで構ってられないよね。Σ(´д`;)

もしかすると、あちこちから陳情めいたことが多くて対応しきれないから、公平に一切対応しないようにしてるのかもしれない、きっとそういうことだろう、などと考えて、一人納得していた私です。


独り暮らしだからねえ


診察後、母を待合室に戻し、先生と私二人だけの会話で先生が、

「・・・でも、独り暮らしだからねえ」

は?

こいつは何を言ってるんだ?!(ノ`Д´)ノ

自分が要介護2と認めた認知症患者に、独り暮らしだから運転やむなしってか?!



先生へ書いた手紙には、実は母が道に何度も迷っていたことなどを説明し、本来は家族で解決すべき問題だけど、そろそろ返納を考えるようにと先生からひとこと言って頂けると、本当にありがたいということを書きました。失礼がないように、頼み過ぎないようにと気を使いながら何度も推敲してまとめたものです。

既に危険な兆候は見えているから、一刻も早く、今のうちに、何か起こってからでは遅いから。そんな家族の切羽詰まった焦りの気持ちを前に、したり顔で「独り暮らしだからねえ」て、何なのこの人。

返納後の生活の不便さなんてのは、どうとでもなるわけで、そんなことを理由に運転させて、事故起こしたら責任取ってくれる?取らないくせにエラソーに、何をまぬけなことをほざいてるんだか。

生活の足が車の土地柄で、プライドの高い高齢者に、運転を止めさせることがどれほど難しいかを、この医師が知らない筈はないんです。



もうあまりの言い草に、怒りを通り越して、呆れ果てました。






でも・・・・・介護認定がおりても、運転は可能だそうで、実際そういう方は多くいらっしゃるようです。認知症に限らず、私が知らない様々なパターンがあると思うので一概に言ってはいけないことですが、少なくともこういうやり方のままでは、高齢者の事故はなかなか減らないように感じました。


*現在、母は無事故無違反のまま、免許返納致しておりますのでご安心ください。この記事では、返納させるまでの経緯を、あの時は大変だったなあ としみじみ思い出しながら書いてます。





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「介護申請、早く出した方がいいよ。」

去年の春ごろ、母の主治医(認知症の専門医)に言われたときはびっくりしました。

確かに物覚えは悪いし、モノの名前が出てこないことが多いし、同じ話を何度もするけれど、年を取ったら誰にでもあることばかりで、なんだかんだで一人で暮らせている。認知症以外の病気はなく、足腰もしっかりして、運転も上手い。この状況で”介護認定”なんて思いもよらなかった私はとても驚き、

母のこの状況で介護申請が通るんですか?と聞くと

「一人暮らしだからね、早めに出した方がいいよ。出してくれれば僕が書くから。」

そう言いながら、介護申請の書類らしき分厚い束をちらりと見せる先生。


要介護認定を受けるために 市町村への申請

まずは市町村の介護保険課、福祉課など(市町村によって名称が違う)で申請書をもらうところから始まります。必要事項を記入して、申請書と介護保険被保険者証を提出。次に訪問調査で、調査員が自宅に訪問して母の実際の様子をチェック。さらに主治医の意見書が揃ったら、あとは介護認定が下りるのを待つだけ。

・・・あたかも自分でちゃちゃっとやった風に書いたけど、実はこれ、”地域包括支援センター”の担当者のMさんが、私に代わって執り行ってくれました。

地域包括支援センターとは

【高齢者の暮らしを地域でサポートするための拠点として、介護だけでなく福祉、健康、医療などさまざまな分野から総合的に高齢者とその家族を支える機関】

数年前に父が亡くなり母が寡婦となった時点で、受けられる支援サービスについて問い合わせたところ、市の福祉課から”地域包括支援センター”のMさんを紹介されました。遠方に住む私は、母の住む市の地域情報にまるで疎かったので、どの病院に連れて行くべきかなんてことや、ゴミ出しのこと、介護のことetc.何でも相談させてもらいました。私のぐだぐだと愚痴のような長話を、いつもMさんはうんうんと優しく聞いて対策を一緒に考えてくれて、本当にありがたかったです。

だから主治医に介護申請を、と言われた時も真っ先にMさんに相談。市役所にはよく行くので、手続きは代わりに進めておきますねと言ってくれて、もう頼りまくりです。

さらに介護認定のためのプロセスとして、調査訪問(調査員が実際の母の様子を見に実家訪問する)があるのですが、これはさすがに私が同席すべきだろうと思っていました。ところがかえって私がいると、母が張り切ってテンションが上がることまでMさんは考えてくれて、私ではなくMさんがその場に同席して対応してくれました。

本来ならば、数時間かけて何度も通って私がしなければならないことを、Mさんがやってくれたので、私は東京から電話連絡するだけで母の介護申請は済んでしまいました。

Mさんには頭が上がりません。

”地域包括支援センター”は高齢者が要介護認定を受けるまでの、最も身近な相談窓口です。もし私と同じような立場でご存じない方がいれば、是非知って欲しい。
担当者や地域によって多少違いはある筈ですが、道が開けると思います。



そして数か月後、要介護2の認定を受ける


「介護度」の画像検索結果

私のしろうと考えでは、母は要支援1か2に違いないと思ってました。
痩せていますが足腰は丈夫で、歩行に不安定さなど一切なかったし、排せつや入浴にも介助は全く不要だったからです。

それが蓋をあけてみたらいきなりの【要介護2】に驚いて、もしかすると独居であることを考慮してもらって、高い介護度になったのかも・・・とさえ思いました。

でも、プロの判断は確かでした。
母の認知症はそれだけ進んでいたのです。

そうと知ったからには、まずしなければならないことは、運転をやめさせることでした。

一刻も早くしなければっ!


次回【「免許返納大作戦」認知症患者に運転させるなんてあり得ない】につづく。



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