「介護申請、早く出した方がいいよ。」

去年の春ごろ、母の主治医(認知症の専門医)に言われたときはびっくりしました。

確かに物覚えは悪いし、モノの名前が出てこないことが多いし、同じ話を何度もするけれど、年を取ったら誰にでもあることばかりで、なんだかんだで一人で暮らせている。認知症以外の病気はなく、足腰もしっかりして、運転も上手い。この状況で”介護認定”なんて思いもよらなかった私はとても驚き、

母のこの状況で介護申請が通るんですか?と聞くと

「一人暮らしだからね、早めに出した方がいいよ。出してくれれば僕が書くから。」

そう言いながら、介護申請の書類らしき分厚い束をちらりと見せる先生。


要介護認定を受けるために 市町村への申請

まずは市町村の介護保険課、福祉課など(市町村によって名称が違う)で申請書をもらうところから始まります。必要事項を記入して、申請書と介護保険被保険者証を提出。次に訪問調査で、調査員が自宅に訪問して母の実際の様子をチェック。さらに主治医の意見書が揃ったら、あとは介護認定が下りるのを待つだけ。

・・・あたかも自分でちゃちゃっとやった風に書いたけど、実はこれ、”地域包括支援センター”の担当者のMさんが、私に代わって執り行ってくれました。

地域包括支援センターとは

【高齢者の暮らしを地域でサポートするための拠点として、介護だけでなく福祉、健康、医療などさまざまな分野から総合的に高齢者とその家族を支える機関】

数年前に父が亡くなり母が寡婦となった時点で、受けられる支援サービスについて問い合わせたところ、市の福祉課から”地域包括支援センター”のMさんを紹介されました。遠方に住む私は、母の住む市の地域情報にまるで疎かったので、どの病院に連れて行くべきかなんてことや、ゴミ出しのこと、介護のことetc.何でも相談させてもらいました。私のぐだぐだと愚痴のような長話を、いつもMさんはうんうんと優しく聞いて対策を一緒に考えてくれて、本当にありがたかったです。

だから主治医に介護申請を、と言われた時も真っ先にMさんに相談。市役所にはよく行くので、手続きは代わりに進めておきますねと言ってくれて、もう頼りまくりです。

さらに介護認定のためのプロセスとして、調査訪問(調査員が実際の母の様子を見に実家訪問する)があるのですが、これはさすがに私が同席すべきだろうと思っていました。ところがかえって私がいると、母が張り切ってテンションが上がることまでMさんは考えてくれて、私ではなくMさんがその場に同席して対応してくれました。

本来ならば、数時間かけて何度も通って私がしなければならないことを、Mさんがやってくれたので、私は東京から電話連絡するだけで母の介護申請は済んでしまいました。

Mさんには頭が上がりません。

”地域包括支援センター”は高齢者が要介護認定を受けるまでの、最も身近な相談窓口です。もし私と同じような立場でご存じない方がいれば、是非知って欲しい。
担当者や地域によって多少違いはある筈ですが、道が開けると思います。



そして数か月後、要介護2の認定を受ける


「介護度」の画像検索結果

私のしろうと考えでは、母は要支援1か2に違いないと思ってました。
痩せていますが足腰は丈夫で、歩行に不安定さなど一切なかったし、排せつや入浴にも介助は全く不要だったからです。

それが蓋をあけてみたらいきなりの【要介護2】に驚いて、もしかすると独居であることを考慮してもらって、高い介護度になったのかも・・・とさえ思いました。

でも、プロの判断は確かでした。
母の認知症はそれだけ進んでいたのです。

そうと知ったからには、まずしなければならないことは、運転をやめさせることでした。

一刻も早くしなければっ!


次回【「免許返納大作戦」認知症患者に運転させるなんてあり得ない】につづく。



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